症例解説-腰痛
PSTFujisawa整体(藤沢ゆらし療法院)には、
今まで数か所の整形外科、接骨院、鍼灸院に行っても
改善しなかった方や様々な方法を試した後にお越しになります。
腰椎椎間板ヘルニア
女性、72才、茅ヶ崎市、自営業
来院日 10月5日
来院時の状況
とにかく痛そうな状態でした。
痛みがおさまるまでうずくまったまま15分くらい動けませんでした。
特に右足のしびれ、腰の痛みは相当らしくお話もできない状態でした。
「手に負えるかなぁ」って思ったほど。
施術内容・経過
最初はとにかく腰のまわりに触れるだけ。
それでも痛みは軽減し、翌日にも来院いただいた。その後、4日連続でお越しいただき少しずつ痛みが取れたが、かかりつけの病院でブロック注射を打ち痛みが軽減。
まずは、ひと段落したが姿勢の検査をすると腰部、骨盤、大腿部でゆがみがあり施術は継続して受けていただく。
ブロック注射をしても3カ月くらいすると痛みがでるとのことで2月後半から3月にかけて少しずつ痛みが出てきた。
痛みだすと姿勢が悪くなり施術で少しずつ正していく。
ブロック注射の有効期間を過ぎても痛みなく過ごせるようになり、普段は朝ワンちゃんとの散歩を日課として、新幹線で九州へ旅行へ出かけたり、先月は北海道へも旅行へ出かけたそう。
姿勢がだいぶ良くなり、現在は10日に1回の割合でメンテナンス施術をしている。
※あくまでもこの方の状況であり、回復には個人差があります。
ギックリ腰
女性、42才、平塚市、銀行員
来院日 6月29日
来院時の状況
6月22日仕事中に中腰の状態から起き上がろうとしたときに腰に痛みを感じ動けなくなった。
すぐに病院に行くとギックリ腰との診断を受け、痛み止めのお薬と湿布の処方を受け、コルセットを巻くように言われた。
1週間過ぎたが痛みがなかなか治まらず、上司からゆらし療法がいいとのアドバイスを受けネット検索し来院された。
施術内容・経過
上司に連れられ入って来られた時には、腰が痛そうに前かがみになっていた。
状態を確認すると、腰の右側の痛みが強かった。施術に入ると股関節に固いところがあり、それをゆっくり優しくとっていく。
その後、全身の施術を行い整える。
右腰の痛みが左に移るも来た時よりもずーっと楽。
コルセットをしていたが出来ればとってもらった方がよいこと、水を多く飲むこと、お風呂に浸かること、睡眠を多めにとることをアドバイスし次回3日後。
2回目、前回よりだいぶ楽。残っていた左腰の痛みはほぼ消失。
腰の痛みはほとんどとれている。
骨盤の高さの違いがあるものの痛みがないので次回3日後。
3回目、前かがみに少し違和感があるが全身を調整し違和感消失。
骨盤の角度が気になったのでエクササイズをお伝えする。
解説
仕事で車に乗って移動することが多いので股関節に負担がかかっていたようです。
また、仕事も忙しく定時で上がることもままならない様子で、痛みが長く続いて仕事にも影響が出ていた模様。
※あくまでもこの方の状況であり、回復には個人差があります。
腰および腰周辺の痛みの総称を一般病理学では、「腰痛」といいます。『ぎっくり腰』や『椎間板ヘルニア』、『脊柱管狭窄症』などは、よく知られている腰痛の症状です。
腰の痛みの原因は多岐にわたっています。
疲労による筋肉の緊張や、椎間板という骨と骨の間のクッション材としての役割を持つ軟骨に問題が起こることで神経が圧迫され痛みがでます。
また、背骨がねじれることによって、脊髄神経が圧迫され痛みを出すケースもあります。
腰痛で一番問題となるのは、椎間板につぶれや飛び出し(ヘルニア)があって神経圧迫が起こり痛みを出しているケースですが、通常これは、器質的疾患(そのもの自体が壊れている状態)とされ、本質的な回復は難しいとされてきました。
無痛ゆらし療法における「腰痛」治療では、原因となっている筋肉の緊張の解消し、そして脊柱の歪みやねじれを修正することにより改善させていきます。
これまで完治するのは困難とされてきた、ヘルニアや脊柱管狭窄症など椎間板がつぶれてしまっている症状も、無痛ゆらし療法の施術を繰り返すことにより次第に椎間板が弾力を取り戻し、手術なしで回復させることも可能です。