体の歪みは自分でも改善することができます。まずは体の歪みの原因を知ってから、改善に取り掛かるようにします。自分で改善できなかったら、整体で施術を受けるようにしましょう。
最初に体の歪みの原因を知る
体の歪みを改善する前に、まずはなぜそうなったのかを知る必要があります。原因を見つけずにそのまま整体しても、改善はほとんど期待できないからです。そこで、考えられる原因をいくつか挙げて、解説していきます。
姿勢が悪い
一口に姿勢が悪いといっても、具体的にはさまざまです。猫背、座る姿勢が悪い、片足に重心をかけている、長時間同じ姿勢でいるなどにあります。姿勢が悪い状態が長く続くと、体が硬くなって、その姿勢が正常の状態であると、脳に記憶されるからです。
体の歪みを直そうとしても、体が硬直した状態にあるので、よい姿勢がかえって、つらい姿勢になる可能性があります。
骨盤が歪んでいる
骨盤は体を支えるのに重要な役目を持っています。その骨盤が歪んでしまうと、全身の骨格に影響を及ぼし、肩こりや腰痛や首の痛みなど、さまざまな症状が現れてきます。
冷え性や便秘など、血流や内臓などにも影響し、場合によっては、命にかかわるほど重大な病気や症状が現れる可能性があるということです。
女性の場合だとどうなる?
骨盤の歪みはある意味、男性より女性のほうが深刻です。女性の骨盤が歪むと、生理不順や生理痛など、女性特有の症状が現れるようになってきます。男性にも言えることですが、骨盤は生殖器や内臓を支える役割を持っています。
その他に、座ったときの姿勢や上半身を支える、妊娠中の女性であれば、赤ちゃんを支えるという、骨格の中でも重要な役割を担っているといっても過言ではありません。骨盤の歪みの原因は、上で説明した姿勢の悪さ、乱れた生活習慣、運動不足と考えられます。
その他の原因もある
ストレスや感情など、精神状態によっては、体が歪むことがあるとされています。また、内蔵の状態が悪いと、体の歪みだけでなく、内蔵によっては、さまざまな病気が併発する可能性があります。
体の歪みは自分で改善可能なのか?
自分の力で改善することに期待が持てます。どのようにして改善するのかというと、ストレッチです。体の歪みに効果が期待できるストレスを次に挙げて解説していきますが、上から順にストレッチを行ったほうが、効果的と言えるでしょう。
太ももの筋肉を伸ばすストレッチ
まずは正座し、正座した状態で上半身を後ろに倒します。ストレッチで伸びを感じる程度、伸びているなと思ったらOKです。そして、無理のない体勢の状態で10秒数えます。無理がないと感じたら、背中が床につくまで倒すと、より効果的になるでしょう。
腰をねじるストレッチ
足を肩幅まで開きます。その状態で背骨を軸に、体を巻き付けるようなイメージを持って、腰を左右に回します。ラジオ体操第一の「体をねじる運動」そのものですが、この運動よりゆっくりとしたイメージです。そして、左右それぞれ10回行いましょう。
背中を伸ばすストレッチ
足を肩幅まで広げ、両手を万歳して、頭の上に両手を合わせて握ります。このとき、天井に触れるようなイメージを持って、伸ばし切ります。そして、両手を握って、伸ばし切った状態で、左右どちらかに倒し、無理のかからないところで、20秒間キープです。反対側も同じく20秒間キープです。
自分で改善ができなかったら整体院へ
先ほど説明したストレッチ方法で改善ができない場合は、整体院に行くことをおすすめします。
どのような人がおすすめなのかというと、デスクワークなどで同じ姿勢にいる時間が長い人、体がだるい人、疲れやすい人、などです。自分で改善ができない場合、整体で施術を受けることで、改善可能だということです。
また、産後の女性にもおすすめです。骨盤の出産に伴い、骨盤の開きや歪みが生じ、さまざまな症状が現れるようになってきます。骨盤を調節して、開きや歪みを改善することで、現れてきた症状の改善が見込めます。
一度は整体院で診てもらおう
身体の歪みを自分で改善するという努力は大切です。しかし、一度は整体院に行ってみましょう。
自分がどのような状態になっているのかを知ることができて、生活するときに気をつけるべきポイントなどについて、アドバイスを受けることができるからです。
PST Fujisawa整体では、身体の歪みはもちろん姿勢矯正も行っています。ストレッチだけで改善できるなら幸いですが、改善できなかった場合のことを考えて、一度は整体院にお越しください。